カルシウムパラドックス現象
カルシウムイオンが体内で不足すると、どうなるのか?
カルシウムイオンが不足すると、体内のカルシウムイオンを一定に保とうという働きが起きます。
これにより、骨や歯からカルシウムイオンが溶けだします。
カルシウムパラドックス現象
カルシウムパラドックスとは、簡潔に言うとカルシウムが不足することによって起きるカルシウムの増加という現象です。
カルシウムが足りなくなると、身体は骨のカルシウムを利用する為に、溶かしだします。そして、溶かされたカルシウムは血管から細胞へと運ばれていきます。
その際、細胞にあるカルシウムの通り道が開いたままになっており、細胞内にカルシウムが流れ込んでしまいます。その結果、カルシウムは足りないが、細胞内のカルシウムは増えているという現象が起きます。これをカルシウムパラドックスと言います。